2025年 06月 02日
大海の雫
「雨になりましたね」
遥はつぶやいた。
「・・・・・・遠は、感じてるみたいです。ふたりの“こころ”を」
「知らなければいいこともある。・・・・・・だが知ってしまった以上、
それを受け止めなければならない」
大和は、遠くを見つめて。
「武士はみんなを照らしてくれる“明かり”だ。・・・・・・誰もが彼を
必要としている」
誰にも 灯りが在るように
あなたもだれかの 灯(ともしび)となる
消えてしまいそうなとき
じぶんのなかの水音に
耳を澄ます
どこへ向かうのだろう
どこに 幸福を感じているのだろうか
この 温かい流れはどこからくるの
みえなくても
かたちはなくても
わかるはずだよと
ささやきかける 声
本来は別々のものじゃなく
すべてはひとつ
いのちはつなぎあって生きている
だからもし
あなたの灯が消えてしまったら
つないだ 大切なだれかのいのちが
消えてしまうかもしれない
いつも煌々としていなくてもいい
深海にひそやかに息づくものたちのように
たしかな温度を伝えてゆくのなら
あなたは愛から生まれ
愛にまもられている
どうか 倖せに生きて
あなたと大切なひとが
光とともにありますように
冒頭部分『君はそれ以上~出逢い』より引用
by ai_iro34
| 2025-06-02 17:09
| ぽつり ぽつり
|
Comments(0)


















